たぶんあれは、子どもがまだ保育園時代の年少さんか年中さんの頃
その日は初めてのキッザニア体験で、子どものお友達ママと一緒に、
「色々なお仕事体験が出来て楽しそうよね!」と張り切って
朝早くから電車で豊洲まで行き、 開園前の長蛇の列に並んでやっとやっと中に入ったのに・・・
お友達は「これやりたい!あれもやりたい!」とやる気満々なのに、
我が子は「ママと一緒がいい、一緒じゃなきゃヤダ」
「一人だと怖い」「あれはイヤ」「これもやりたくない」
とグズグズ
「もう!いい加減にしなさい!!ママは一緒に出来ないの!
お友達だって一人で行っているでしょう!
何で一人で行けないの!さっさと行って並びなさい!」
もうイライラ全開・怒り心頭で、顔は般若のごとく(--;)
あまりにグズるので、気分を変えるためにジュースを買って飲ませようとしたら
飲む前に全部床にこぼして、服も床もビショビショ(--#)
プチン! ドッカーーーーン!!(-”-#)
「だから言ってるでしょう!ちゃんと持たないから全部こぼれたじゃない!」
怒られっぱなしで泣き続ける子どもに、
「雑巾を借りてくるからここで待ってなさい!!」
と言い捨て、子どもをその場に一人で置いてドリンクを買ったお店まで怒りまくって
歩いていく山澤。
テーブルに一人置いていかれ、泣き続ける子ども
何事かと心配そうに遠巻きに見つめる周りの人たち・・・
たぶん、子どもの事でこんなにブチ切れたのは、後にも先にもこの時くらいだと思います。
その時にはもう、自分の怒りを抑えることが出来ず、「泣き止みなさい!」と
子どもに怒る事しかできませんでしたが
心のしくみを学び、心理カウンセラーという仕事をしている今思い返してみれば、
なんであんなにブチ切れたのか、どうしたら良かったかが良く分かります。
一体私の心の中がどんなふうになっていたのか、どうしたら良かったか
長くなりそうなので、続きは「キッザニアで般若ママになってしまった時の話(後編)」で
お伝えしたいと思います。